めっき研究開発 帝国イオン株式会社

めっき作業は薬品を使用します。
やはり安全第一ですので、ゴム手袋や長ぐつなどの保護具は着用します。
でも将来はこんな保護具がなくても安全に作業ができる職場環境を目指しています。

みんなのアイデアで安全でキレイな職場に変えていってます。
新しいユニフォームでモチベーションUP！

ウルトラマンに似たカプセルは、水とガラスビーズを均一の圧力で商品に打ち付けることにより表面に微細凸凹をつけることができます。
ベーキング機は温度300度まで上がる温風炉になります。めっき処理後の乾燥や、商品の耐久性を上げるのに使用します。
硬質クロムはめっきで一番硬い皮膜になります。用途は耐久性を上げる商品によく使用されます。

現場では、１人１人が仕事を任されているのでやりがいがあります。
わからなければ先輩がやさしく教えてくれますし、自分達のめっきした商品が、いろんな所に役立っています。

めっきのラインはこんな感じ……
油を取ったり、水で洗ったりして、めっきしたい金属が溶けている液の中で電流を流すとめっきが付き、錆びた素材でもめっきがされるととてもキレイになる。
汚れた素材がピカピカになると「とてもいい気持ち」になるよ！

めっき現場には、大量の商品を流すための装置（自動機）や熱処理炉などがあります。 めっき槽は大小さまざまな大きさの槽があり、めっき液の種類も数種類あります。

開発部では、他社ができないめっきを可能にしたり、新しいめっき皮膜を研究しています。
イオンハード、ダイヤめっきは、開発部メンバーで完成させて、オンリーワン製品として使っていただいており、とてもやりがいがあります。

誰もやったことないめっきを開発し、うまく行った時はやった！と思います。

オンリーワンを目指し、幸せな社員になって社会に貢献します！

めっき屋さんと言えば、キツイ・キタナイ・キケンな仕事だと思われがちですが私たちは整理（Seiri）＋整頓（Seiton）＋清掃（Seisou）の3S活動を通じて、キレイで、安全で、身体に負担のかからない、作業環境づくりを行なっています。

効率の良い作業ができる環境作りをしています。

タコは一般的にはラックと呼ばれています。タコに商品を装着し、めっきをつけていきます。 商品と合わせて、どんなタコを作ればキレイにめっきがつくかめっき屋さんのノウハウが詰まっている所です。

めっきをつけたくない所にマスクをする作業をマスキングといいます。

マスキングはテープやマスキング液という薬品を使って行いますが、めっき中に取れてしまっては元も子もありません。どんなマスキング液を使うか、どんなテープを使うか、貼り方はどうすればいい？色々考えながら作業しています。

めっきでは様々な不良が起こります。 不良が発生した際には、皆でなぜそうなったか原因を調査し、次に同じ不良が発生しないように対策します。

めっき不良の原因は、前処理が80%と言われています。でも、それ以外にも色々な不良が発生します。
これらの原因を究明して、安心していただける製品を出荷しています。