《複合めっきとは》

複合めっきは電気めっきや無電解めっきによる析出金属の中に微粒子や機能繊維状物質を含む複合皮膜です。
セラミックスや樹脂などの微粒子をめっき金属と共析させる事により、微粒子やめっき皮膜が単独で持ち得ない特性を得る事が出来ます。
摺動性や撥水性、耐摩耗性などに優れた微粒子を共析させて、めっき皮膜に新しい特性を付与する事が出来るめっき技術です。

 

 

 

 無電解ニッケル-PTFE

無電解ニッケル-PTFEは、最も一般的な複合めっきです。
摩擦係数は低く、摺動性に優れています。
PTFEの含有量を増やすことで、超撥水性の皮膜が得られます。
PTFEの含有量は、目的に合わせて調整が出来ます。
【機能】 低荷重摺動性、撥水性
【硬度】 200~300Hv

 

 

 無電解ニッケル-アルミナ

特殊なアルミナ粒子を複合化させ、摺動性、摩耗性に優れためっき皮膜です。
摩擦係数は、低く摺動性に優れています。
また、PTFE複合皮膜より硬度は高く、摩耗性、耐荷重に優れます。
【機能】 高荷重摺動部品
【硬度】 400~500Hv

 

 

 無電解ニッケル-PTFE-アルミナ

特殊なアルミナ粒子とPTFE粒子を複合化させためっき皮膜です。
アルミナの特性とPTFEの特性を合わせた摺動部品向けのめっき皮膜です。
摩擦係数は、PTFE複合皮膜と同等の性能を示します。
また、耐摩耗性では、アルミナ複合皮膜同様に耐荷重に優れます。
【機能】 中高荷重摺動部品
【硬度】 300~400Hv

 

 

◎ 往復動摩擦摩耗試験機測定結果

 

 

 

 

荷重 100g
速度 3000㎜/min

 

◎ 往復動摩擦摩耗試験機測定結果

 

 

荷重 100g
速度 3000㎜/min

 

自社開発品の摩耗試験のデ-タ-です。
別条件のデ-タ-が必要な場合は、ご相談下さい。

 

  • 無電解ニッケル-アルミナは硬質クロムめっきや無電解ニッケルめっきよりも摺動性に優れ、尚且つ耐摩耗にも優れている。